宇治にある恵心院

恵心院(えしんいん)は、京都府宇治市にある真言宗智山派の寺院で、山号は朝日山です。弘仁13年(822年)に弘法大師空海が創建し、唐の青龍寺に似ていたことから当初は「龍泉寺」と呼ばれていました。その後、寛弘2年(1005年)に天台宗の僧・恵心僧都源信によって再興され、「恵心院」と名付けられました。

「源氏物語」宇治十帖のエピソードにも関連があり、浮舟を助けた横川の僧都のモデルが源信とされています。春や秋には境内に咲く花々が美しく、「花の寺」としても親しまれています。この時期は水仙、蝋梅、椿などが見られます。
2025.2.15

お写真は散策メンバーさんのお写真をお借りして投稿しています。