上賀茂神社 笠懸神事

上賀茂神社(賀茂別雷神社)の笠懸神事は、日本の伝統的な弓馬術を今に伝える貴重な神事です。
日本書記にも登場する弓馬術で、騎射三物(きしゃみつもの)と言われる武家の作法の一つで三物は、流鏑馬、笠懸があると言われています。
笠懸は敵が立っている場合と 伏せている場合を想定し 2種類の高さの的を用意してます。
・遠笠懸:馬上から約5メートル離れた40センチ四方の的を射る
・小笠懸:地面近くに立てられた10数センチ四方の的を射る
この二つの形式を含むことから、笠懸は流鏑馬よりも実践的な弓馬術とされています。
約800年前に後鳥羽上皇が『笠懸』を行った故事にちなみ2005年に約800年ぶりに復興されました。
今回の行事には3千人の参拝者が来ておられたそうです。
2024.10.20 

コミュニティメンバーさんのお写真をお借りして作成しています。