京都のお正月の飾り付け

お正月。昔は玄関や車、家の中には、色んな飾り付けがありました。

一般的なものは玄関には門松としめ縄。

お部屋には、鏡餅というイメージがあります。
昔は車にも飾り付けがありましたが、最近は見かけることも少なくなりました。車の形も変わってのことだそうです。
京都では正月に他の地域では見かけない正月の飾り付けがあります。普段から見ているもので違和感がなかったのですが、珍しいそうです。
市内を歩くと、旧家などでは京都特有の「根引き松」と呼ばれる門松が見られます。

呼び名のとおり根がついた樹齢2、3年の松を利用して和紙を巻き、水引が掛けられたものです。この意味合いをネットで調べてみると「地に足のついた生活ができるように」とか、「成長し続けていけるように」といった意味があるそうです。


祇園祭のあるエリアを町内単位で見ると、「ちまき」だけを飾っているところなどもあります。

「門松」は、マンションやホテル、大きな呉服屋さんで見かけ、「根引き根」は一軒家の旧家が多そうに思いました。

そのほか、花街のお茶屋さんや店先に飾られている「餅花」などが見られます。探してみると商店街の入り口などにそれらしきものがありました。