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立本寺の桜

京都市上京区にある立本寺(りゅうほんじ)は、日蓮宗の本山寺院で山号は具足山です。元亨元年(1321年)に日像上人によって創建され、幾度かの移転や災害を経て、現在の地に再建されました。江戸時代末期に作庭された「龍華庭園」は京都市の名勝に指定されています。
春になると桜の名所としても知られています。境内には約40本の桜が植えられており、ソメイヨシノやヤマザクラが中心です。特に山門を彩る大きなソメイヨシノから、本堂周辺にかけて桜のアーチが続き、満開の時期にはまるで桜に包まれるような光景が広がります。

本堂を正面に見る桜や、刹堂(鬼子母神堂)周辺の桜が美しく、桜の雲海に浮かぶ本堂の屋根など、幻想的な景色を味わえると評判です。ゆったりと桜を鑑賞できる穴場スポットとしても人気があります。春の桜に加え、夏には蓮の花も見事で、四季折々の自然美が楽しめる寺院です。
2025.4.12