首途八幡宮(かどではちまんぐう)は、京都市上京区にある歴史ある神社で、平安時代には「内野八幡宮」と呼ばれ、王城鎮護の神として崇敬されてきました。特に源義経が奥州へ旅立つ際、道中安全を祈願した地として知られ、「首途(かどで)」とは“出発”を意味し、旅立ちや旅行安全の神社として多くの人々の信仰を集めています。
4月上旬には、紅白の花が一本の木に咲き分ける「源平枝垂れ桃」や「源平花桃」、紅枝垂れ花桃などが見事に咲き誇ります。「源平枝垂れ桃」は、源氏の赤と平家の白にちなんで名付けられたもので、一つの木から紅白の花が咲く姿が特徴的です。
隣には桜井公園があり、春にはしだれ桜も楽しめる隠れた花の名所となっています。神社の境内と周辺は、歴史とともに季節の花々が織りなす美しい景観を楽しめる場所として、多くの参拝者や花見客に親しまれています。
2025.4.12







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